タップダンスのステップなどの基本知識
タップダンスには、ご存知のようにタップシューズが主役と言っても過言ではないほどに、あの金属製チップの靴音が下の金属板と合わさってなる音が、とても印象的です。
タップシューズの裏に2ヶ所にはめ込まれたチップで、足で音楽を作りだすダンスになります。他のダンスは音楽に合わせて踊るのですが、タップダンスは音楽に乗りながら音楽を生み出せるダンスです。
タップダンスは立ち方や足の動かし方などが非常に繊細な動きをします。ここにタップダンスならではの楽しさがあります。
タップダンス(Tap Dance)は、モダンダンスのひとつであり、元来アメリカ南部の黒人が始めたダンスと言われています。アフリカ系アメリカ人のクロックダンスがルーツとも考えられていて「奴隷として手をクサリで結ばれていても足は動かせる」といったところが生まれようです。
タップシューズのあの金属製チップは、つま先部分をボウル、踵部分をヒールと呼びます。
現代では、かなりリズムカルな雰囲気になり、タップも多様化して、リズムタップやミュージカルタップなどのスタイルも増えてきています。
中でも、リズムタップは、ブロードウェイミュージカルでもダンスとして体全体の動きも重視され、曲に合わせて自由に踊るスタイルになっていて、とってもビートなタップダンスです。
タップダンスのステップの種類と基本をマスターしよう
タップダンスには、多くのステップの種類があるのをご存知ですか?ちょっとした知識の一つとしてご紹介してみましょう!
■ステップの種類
・ボールタッチ/ボールドロップ/ヒールドロップ/チャグ/ヒールディグ/シャッフル/フラップ/スタンプ/ストンプ/ウィング/ジャンプ/タイムステップ/プルバック
ステップだけでも代表的なものでこれだけあります。
■シアタータップ
シアタータップとはミュージカルでよく拝見することが多いかもしれません。ミュージカルなどで、優雅なステップを見ることがあると思いますが、足でリズムを取り、体は常に意識をして美しくスマートに魅せることが特徴になっています。
シアタータップの初級では、クラシックバレエのレッスンように、バーにつかまりながら、基本的な立ち方や基本ステップを練習していきます。タップの基礎をゆっくり学ぶことが大切になります。
中級では、初級で身につけた基本ステップを大切にしつつ、更にリズムに乗れるようにスピーディーでリズムカルなステップを踏んでいくことになります。足や体全体を動かしながら、タップ音と体が一体化して融合するイメージを目的とします。言ってみれば、イメージトレーニングが重要視されるのが特徴かもしれませんね。
タップダンスのエンタメやカリスマダンサー
あのビートたけし氏が「先生」と呼ぶほどのカリスマタップダンサー!がいるのをご存知ですか?北野監督の「座頭市」(2003年ベネチア国際映画祭「監督賞」受賞作品)の中で映画の最後に農民が楽しそうにタップダンスを踊るシーンがあるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
あのラストシーンの中央でタップダンスを踊っていたHIDEBOHと言う彼がまさしく日本のカリスマ・タップダンサーと呼ばれている人なんです。
4人のタップダンス・ユニットで正確に刻まれるタップのリズムは従来のタップダンスの枠にとらわれないリズムは、まさしくリズムタップダンスです。
そのパフォーマンスを受けて、昨年のアメリカ・シカゴで開催された世界タップフェスティバルにはアジア代表として招かれているほどです。世界が認めるタップダンサーということですね。
その中心となるHIDOBOHとは、タップダンサーになるために生まれてきたと思われる生い立ちと背景を持ち合わせています。若くして、タップダンサーの進路を決めていたと言うハッキリした意識をもっていて、自他共に認めるタップダンサーのカリスマですね。
タップダンスには、ミュージカルを中心とした【ブロードウェイスタイル】とアドリブなども多く盛り込める【リズムタップ】があり、彼らのタップダンスは後者の【リズムタップ】になります。
タップダンスに新たな風を巻き起こし、タップダンスは難しいものではないことをかみ砕いて楽しいダンスだと思っていただけるよう多くの方に広く浸透させていきたいとの思いがあるようです。
実際に座頭市の映画のラストシーンのタップを見て面白そう!楽しそう!といってタップダンスを始めたという人の数も多いそうです。彼の想いが招いた結果とも言えると思います。
その他、タップダンスはいまや世界で大ヒットしています。日本でもタップダンスの舞台やミュージカルがあり、世界的にはリバーダンスなどが非常に有名ですね。世界一流のタップダンサーが凄まじいステップで踊るシーンは私も一度観に行った事がありますが圧巻です。
劇団四季などのミュージカルでもタップダンスはいまや1つのなくてはならない存在などにもなっており、これからもタップダンスはまだまだ目が離せませんね。タップダンススクールや教室など、まだまだ少ないかもしれませんが、今後どんどん伸びていくことを期待しています。
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